Facebook、ウソの著作権侵害警告にだまされて大手ニュースサイトのページを削除

以下の文章は、TorrentFreakの「Facebook Shamed by Copyright Screwup」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Facebook Shamed by Copyright Screwup | TorrentFreak
著者:Ernesto
日付:April 29, 2011
ライセンス:CC BY

著作権とは面倒なものだ。

Facebookは、著作権侵害クレームを受け、誤ってArs Technicaなど著名なウェブサイトのページを削除した

へまをやらかしたものだ、実際には このDMCA通知は嘘っぱちだったというのに。

問題のページは、数時間にわたってアクセスできなくなっていたが、その後、元に戻された。いくつかのページは若干のフォロワーを減らすことになったが、それ以外は再びいつもの状態に戻ったようだ。

この一件は、Facebookが受け取ったDMCA通知に対応する際、ほとんど事実確認をしていないことを示唆している。控えめに言っても、気がかりなことだ。

この「ソーシャル・ネットワーク」は非を認め、以下のメッセージを公表した。

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最近の複数の知的財産権の事案を調査し、その結果、4つのページを元に戻しました。ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。DMCAおよびその他の知的財産権通知手続きの不正使用は、大手インターネットサービスにとって重大な問題であり、私たちもその対処に真摯に取り組んでおります。私たちは、知的財産権通知への評価および適切な対応に特化したツール、システム、テクノロジーを用いた専門チームを創設し、多くのリソースを割いてきました。

このシステムは、対応の決定に際して複数の要因を評価し、多くの場合、何らかの措置を執る前に、報告者に詳細の提供を要請しています。こうした努力の結果、私たちが受け取った知的財産権通知のほとんどが、適切に処理されます。もちろん、システムに完璧はありません。私たちは常に、プラクティスを改善するよう努めています。そのようにして、今回の問題の調査結果を加味し、システムおよび手続きをよりよいものにしていく所存です。

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